パワードワーカー開発のきっかけ
パワードワーカーを開発に至った理由は、
私(酒井)が建設現場で作業をしていたころ、いつも通りに作業をしていたのですが、
足場材を持ち上げた瞬間、突然腰に「ピキッ」という感覚と違和感を感じ、
人生初めてのギックリ腰を体験。
初めてのギックリ腰は体験したことのないとんでもない痛みで、
一週間以上も現場に出れずトイレも、くしゃみをするのでさえも激痛が走る恐ろしい初体験でした。
その時、重量物運搬に特化した台車があったのであれば、
ギックリ腰にもならなかったのかもしれません。
しかし、その頃はまだ10代と若かったため発明の「はの字」も浮かばず
こんなものがあればいいなぁくらいのオモイでした。
それから20年以上の時が経ち、願いかなってか私は、
いくつかの発明品も開発することができるようになり
特許を取得できる水準までになりました。
日々、発明のことばかりを考えてきた結果だと思います。
そして若いころの苦いギックリ体験を思い浮かべ
職人の代わりに運搬できるようになるパワードワーカーの開発がはじまりました。
長尺物でも運搬が可能で簡単に現場に持ち運ぶことができるものはないかと
思いを巡らせ、足場材をレゴブロックのように例える考えにたどり着き
それと合体できる車輪を考え付きました。
どうせ作るならと、あれもこれもアイデアを絞り出し
トランスフォームできる台車、「パワードワーカー」を考え付きました。
パワードワーカーの誕生によって、職人さんたちの怪我が軽減でき
作業効率も大幅に上がると考えております。
今もまだ、足場作業などの過酷な現場では人力運搬が繰り返されています。
そんな作業を繰り返しダメージを抱える職人さんを
パワードワーカーの効果で改善できれば幸いです。
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